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研究開発情報


漢字と仮名の打ち分け入力問題
                                              平成19年3月13日
1.はじめに
 日本語の文章は仮名と漢字が入れ混じって用いられる。
通常パソコンなどでは、仮名と漢字は打ち分けないで入力され、仮名漢字変換の
手法で入力される。
 ここでは、仮名と漢字を打ち分けて入力し、そのあとで漢字部分を変換する方法について
検討する。

2.現状
 ほとんどの日本語入力は、まず漢字の読みを平仮名で区別しないで入力し、
そのあとで、仮名漢字変換で日本語を入力している。
2.1 漢字の直接入力
 漢字に漢字コードを割り当て、コードをキーボードで入力して、直接、 漢字をパソコンなどに
入力する方法である。例えば、http://www.sala.or.jp/~hiro-kwi/hobby/kantyoku/intro.html
参照。
 漢字を直接入力することにより、仮名漢字変換の操作がなくなる。
一方では、多くのコードを暗記する必要がある。そのために連想記憶などの手法を利用する。

2.2 漢字をローマ字で入力
 仮名と漢字で区別したローマ字を割り当てる。M式入力(http://121ware.com/apinfo1/content/mworld/
と呼ばれる仮名ローマ字入力方式では、仮名には、小文字のaiueoの母音をあて、漢字には、
大文字のAIUEOの母音を当てる。
 このことにより、漢字と仮名が区別して入力され、仮名漢字変換の的中率が向上する。
一方では、仮名と漢字を区別して入力する必要があり、操作者の負担が増える。

3.仮名漢字変換と打ち分け入力
 仮名漢字変換の的中率で、大きな問題となるのは、漢字と仮名の区切りがどこに入る
のかという問題である。
 「ごへんとう」と入力された場合、「ご返答」であるか、「御返答」であるかの区別の問題。
「わたしははいしゃです」と入力された場合、「私は医者です」であるか、「私歯医者です」であるかの区別の問題。
 文章を一部修正する場合、「とくべつの」と入力された場合、「と区別の」であるか、「特別の」であるかの区別の問題。

このような問題を打ち分け入力は簡単に解決する。

 一方、漢字と仮名が区別して入力する方法は、M式入力では、次のように、母音キーを規則正しく配置して、
入力の負担を軽くする。

 

ei uu ii ai ou


4.省略打鍵での活用
 ここでは、辞書を備えて、省略打鍵入力をする方法に、打ち分け入力の情報を活用すること検討をする。
仮名漢字変換に用いる辞書とは別に、省略打鍵に用いる辞書を備えているとする。
 この辞書の検索方法として、先頭一致検索と順序一致検索とが考えられる。

 先頭一致検索とは、逐次キー入力が辞書の単語と先頭部分で一致している単語が、入力候補となる。
 順序一致検索とは、逐次キー入力が辞書の単語の文字出現順序が一致している単語が、入力候補となる。

 この場合に、打ち分け入力の情報を活用して、漢字の入力は先頭一致検索を行い、仮名の入力は順序一致検索を
行って区別する。このことにより、効率的な省打鍵入力が可能になる。

 辞書としては、自動的に作成された履歴辞書を使用してもよいし、あらかじめユーザーが用意したものであってもよい。

                                     以上
 



    

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